2007年06月11日
デッサン
デッサン(仏:Dessin)とは、物や人・現象など、目に見えるものを鉛筆や木炭などを使って、紙などに描く素描である。
描画する要素として、対象に見える明暗と陰影・色彩の差異を手がかりに、対象物の形状・質感・色味・透明感などを、そのまま紙上に再構成する。 例として、レンガひとつを描くにしても、角の微妙に削れた部分・表面の細かい凹凸・細かい色彩の変化・陰影などを緻密に観察し紙上に写す。
一昔前までは、デッサンは単なる訓練法であるため、芸術性のある絵画や商用であるイラストとは目的が違うという風潮が強かったが、現在ではデッサンに芸術作品としての価値を認める者も多い。
木炭デッサンとは木炭(柳や楡などを燃焼させて硬質に炭化させたもの)と、木炭紙という非常にザラついた紙を使用するデッサンである。
デッサン用木炭は、木材の種類や産地・仕上げの状態で品質の差(色・太さ・堅さ・密度)が出やすい。そのため、求める質感や色味を出すために、数種類の木炭を使う場合もある。
デッサン用木炭には木材の芯がそのまま残っているものがあり、スポンジ状の芯が描画の際に邪魔になることがある。この芯を予め取り除くことを芯抜きと云う。
木炭で描写していくわけだが、木炭は紙に定着しづらいので、指や手の平で押さえる、叩く、ガーゼで押し付けるなどして定着させながら描きすすめていく。また、油分の少ない食パンを使用して、軽く木炭を取り除くこともするが、油分が紙に写るので強く擦ることはしない。また、練りゴムや消しゴムは基本的に使用しない。木炭紙のザラザラは繊細なもので、消しゴムを使うとすぐに痛んでしまう。また、白くまっさらにすると訓練にならない。
訓練時間が全て終了した場合、必ずフィキサチフで木炭を固定させる必要がある。
初心者が使う木炭としては、伊研のもの(200番、1600番、360番など)を使うことが多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デッサン講座
描画する要素として、対象に見える明暗と陰影・色彩の差異を手がかりに、対象物の形状・質感・色味・透明感などを、そのまま紙上に再構成する。 例として、レンガひとつを描くにしても、角の微妙に削れた部分・表面の細かい凹凸・細かい色彩の変化・陰影などを緻密に観察し紙上に写す。
一昔前までは、デッサンは単なる訓練法であるため、芸術性のある絵画や商用であるイラストとは目的が違うという風潮が強かったが、現在ではデッサンに芸術作品としての価値を認める者も多い。
木炭デッサンとは木炭(柳や楡などを燃焼させて硬質に炭化させたもの)と、木炭紙という非常にザラついた紙を使用するデッサンである。
デッサン用木炭は、木材の種類や産地・仕上げの状態で品質の差(色・太さ・堅さ・密度)が出やすい。そのため、求める質感や色味を出すために、数種類の木炭を使う場合もある。
デッサン用木炭には木材の芯がそのまま残っているものがあり、スポンジ状の芯が描画の際に邪魔になることがある。この芯を予め取り除くことを芯抜きと云う。
木炭で描写していくわけだが、木炭は紙に定着しづらいので、指や手の平で押さえる、叩く、ガーゼで押し付けるなどして定着させながら描きすすめていく。また、油分の少ない食パンを使用して、軽く木炭を取り除くこともするが、油分が紙に写るので強く擦ることはしない。また、練りゴムや消しゴムは基本的に使用しない。木炭紙のザラザラは繊細なもので、消しゴムを使うとすぐに痛んでしまう。また、白くまっさらにすると訓練にならない。
訓練時間が全て終了した場合、必ずフィキサチフで木炭を固定させる必要がある。
初心者が使う木炭としては、伊研のもの(200番、1600番、360番など)を使うことが多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デッサン講座